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のぼせにも鍼

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鍼灸仲間が集まり実技の研修をしたときのこと。うちひとりが
「昨日寝られなくて、今日は上半身がのぼせて汗が止まらない」
ということで、鍼の施術をすることになりました。

元々「血虚(けっきょ)」傾向のある女性です。脈を診ると細数。
細くて早い。これは「陰虚(いんきょ)」特有の脈状です。陰虚
というのは身体の中の潤い成分が少なくなり、陽気が強くなるので
身体の内部に弱い熱を持ちやすくなります。そのためにのぼせや
ほてりの状態が出やすくなります。

今回は「陰虚陽亢(*)」と下半身、特に足先が冷えているので腎の
陰陽失調も多少あると判断しました。

施術の後、早かった脈が落ち着き、「暑い暑い」とずっと汗をふき
続けていたのに上着を着ても大丈夫なほどのぼせの状態が落ち着
いたようです。

「鍼ってすごいねー」と鍼灸師でありながらも実感したのでした。

更年期の時期に女性に見られやすい状態です。さらに西洋医では
自律神経失調症やホルモンバランスの異常によっても起こるとさ
れており男性にも見られることもあります。

中医学ではそれぞれの人によって状態が違うため、使うツボや鍼
の方法も違います。

*陰虚陽亢(いんきょようこう)とは身体の中で陰と陽のバランスが
くずれてしまい、陽という気は熱エネルギーに関与しているため身体
の上部に昇りやすくなります。そのため、上半身が暑さを感じ、顔や
頭、胸などに汗をかきやすくなります。ひどくなると頭痛が出る場合
もあります。
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