麻痺している手の反張がゆるみ、手の動きが楽に・・・


「形となって効果が現れてきている。
 たまねぎを以前よりちゃんと押さえて切れる、
 本がめくれる、この二つはできるようになって
 今週とてもうれしかったこと。
 失われていた感覚を確実に取り戻し、
 原初的な行為が日常の中でできると感じることは
 自分にとっては大切だから。」
と患者さんから報告があった。

主訴は非進行性の半身麻痺。内反尖足に関しては比較的早い時期に反応が出た。
しかし、手の麻痺に関しての反応が遅く、それが課題となっていた。

舌:胖大 紅 苔:薄白 
脈:沈やや弦
その他:睡眠5?6時間程度(少ない)、頻尿が時々見られる、便秘傾向(ガスが
多い)

(脈については日によってかなりの変動があり、この日に限ってはこのような脈状
 としてとれた。舌はあまり変化が無く、苔が時々厚くなることはある。)

麻痺に対しては「痺証」としての施術を中心として行っている。この日はいつも
より鍼を太くし、捻転手技も時間を長くした。(刺激量を増やしたのです。)
また、温灸での熱の入れ方に変化を出した。

するとどうだろう。

術後、わたしから見てもあきらかに反張した手が緩んでいるのがわかった。二人
して驚く。わたしは思わず笑みがこぼれてしまった。

それだけ、この手の麻痺に対しての変化はうれしい出来事だった。

本人の努力にはいつもながら頭が下がる。それだけ「生きること」に必死で施術
に対しての真剣さも並大抵ではない。少しでもわたしの勉強したことが役に立てば
と思っている。

(他症状もあり気を許すことはできない。日々研鑽です。「痺証」について
 臨床経験をお持ちの先生方、是非ご意見をお願いします!)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

根気

ハイキックさん、こんにちは。
治療には術者と患者さん双方の「根気」は必要ですね。「あきらめないこと。」アトピーなどのアレルギー疾患もしかりだと先輩は語っていました。

脊髄小脳変性症についてはメイルで詳しく教えてください。よろしくお願いします。

痺証

こんばんは。
痺証の治療は難しいですね。以前、進行性の脊髄小脳変性症の患者さんを治療していました。一定の治療効果はあったのですが、遠方からの患者さんだった為に定期的な治療が出来ず、ご来院頂けなくなりました。治療家と患者さんの根気が勝負です。

よしこ先生さん、頑張って下さい!!
hari-yoseiからのツイート
プロフィール

yosei333

Author:yosei333
銀行員時代に心身ともに疲弊。その後、東洋医学の道へと導かれ、現在は、鍼灸師として中医学を基礎にした施術を提供。さらに、量子物理学を基礎にした最先端のヘルスケア「リコネクション(R)」の哲学に共鳴し、医療従事者として、メンター資格を取得。国内外でリコネクション(R)、リコネクティブ・ヒーリング(R)を提供している。

検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事
カテゴリ
リンク
カレンダー
01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
QRコード
QR