脅威「中国ロシア国境でのニトロベンゼン流出事件」

ここ最近になって耳にした「中国ロシア国境でのニトロベンゼン流出事件」であるが、
他人事ではないことに気がついた。

この事件が起こったのは、中国とロシアの国境にあるアムール川(ロシア名)流域
のベンゼン工場爆発でニトロベンゼンが流出。それが、松花江から200キロも離
れた黒竜江省の省都ハルビン市まで到逹。その時点でのニトロベンゼンの濃度は
環境基準の、実に33.15倍にまで達していたと昨年11月25日、中国環境保護総局
が発表していたらしい。また、汚染の期間は5?7年間という。この間、ロシアでは
周辺地域への魚釣り禁止を検討しているという。

さて、なぜ、中国やロシアで起こったことを脅威と言っているのかというと、実は
このアムール川、日本の稚内とサハリンの間にある「間宮海峡」に注いでいる。

スーパーなどで、サハリン沖の魚介類や利尻昆布などを目にすることはないだろうか?

ということは、もしかすると低濃度でもニトロベンゼンの水の中で育ったプランクトン、
それを口にする魚介類、そしてわたしたちも口にすることがあるかもしれない。

ご存知のように、水俣病は工場から排水された水の中に水銀が混ざっており、その
水を飲んだりその水で育った魚介類を食べることで病気が発症した。その苦悩はいまでも
続いている。

これは脅威だと思いませんか?

●ニトロベンゼン (Nitrobenzene) とは
ベンゼンに混酸(濃硝酸と濃硫酸の混合物)を反応させて作る。黄色油状の物質。
有毒で水に難溶。杏仁豆腐のようなにおいがする。

●生体への影響は?
急性症状としてニトロベンゼンの蒸気を吸引したり、皮膚より吸収することで、
メトヘモグロビン血症を引き起こし疲労感、めまい、頭痛、吐き気を催す。慢性
症状として肝障害を引き起こす。発がん性はIARCリスク評価では動物実験では発
がん性が疑われるものの、ヒトでの疫学調査では発がん性が証明できない「ヒト
に対して発がん性があるかもしれない」Group 2Bに分類される。

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yosei333

Author:yosei333
銀行員時代に心身ともに疲弊。その後、東洋医学の道へと導かれ、現在は、鍼灸師として中医学を基礎にした施術を提供。さらに、量子物理学を基礎にした最先端のヘルスケア「リコネクション(R)」の哲学に共鳴し、医療従事者として、メンター資格を取得。国内外でリコネクション(R)、リコネクティブ・ヒーリング(R)を提供している。

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